JS 配列の基本 便利な使い方と項目の追加と削除

JavaScript 配列を理解しよう Java Script
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今回は「配列」についてご紹介させて頂きます。

配列は奥深く、様々な使い方があるのですが、ここでは基本的な使い方についてご紹介させて頂きます。

どのメソッドも学習がを進めていく上で非常に重要なものになりますので、しっかりと理解しておきましょう。

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配列の基本

配列とは

配列とは、通常変数は、一つの値しか持つことが出来ませんが、配列データを作成すると複数の値を持つことが出来るようになります。

基本的な使い方は、一つの値をもつ変数と同じようなものになりますが、配列はリスト内の値に個別にアクセスすることが出来たり、ループーを用いてすべての値に同じことをしたり、効率的な使い方をすることが出来ます。

配列を作る(宣言)

let numbers = [1,2,3,4,5,6];

配列を作るには、「[]」で囲って、カンマで区切って記述します。

配列の中には、数値はもちろん、文字列、変数、別の配列などほとんどのものを格納することが出来ます。

[1,2,3,]のように最後の要素に「,」をつけた場合は無視されます。

[1 , , 3]のような場合は、カンマの間を空の要素として数えます。

項目を変更する

let numbers = [1,2,3,4,5,6];
numbers[0] = 7;
numbers;
(6) [7, 2, 3, 4, 5, 6]

項目を変更したい場合は、「[]」で変更したい番号を指定して、新しい値を記述します。

配列の長さを数える

let numbers = [1,2,3,4,5,6];
numbers.length;
6

配列の長さを数える場合は、文字列の数を数えた時と同じように、「length」プロパティを使用します。

便利な使い方

文字列を配列にする

let data = 'carrot,lettuce,potato';

let vegetables = data.split(',');
vegetables;
(3) ['carrot', 'lettuce', 'potato']

vegetables[2];
'potato'

文字列を配列にするには、「split()」メソッドを使用します。

配列を文字列にする

let vegetables = ['carrot', 'lettuce', 'potato'];

let data = vegetables.join(',');
data;
'carrot,lettuce,potato'

配列を文字列にするには、「join()」メソッドを使用します。

または、「toString()」メソッドを使用することも出来ます。

let vegetables = ['carrot', 'lettuce', 'potato'];

vegetables.toString();
'carrot,lettuce,potato'

「join()」を使うメリットは、カンマ以外の他の文字を指定することが出来ることです。

項目の追加と削除

最後に追加

let vegetables = ['carrot', 'lettuce', 'potato'];

vegetables.push('cabbege');
vegetables;
(4) ['carrot', 'lettuce', 'potato', 'cabbege']

配列の最後に項目を追加する場合は、「push()」メソッドを使用します。

複数の項目を追加する場合は、カンマでつないで記述します。

先頭に追加

let vegetables = ['carrot', 'lettuce', 'potato'];

vegetables.unshift('cabbege');
vegetables;
(4) ['cabbege', 'carrot', 'lettuce', 'potato']

配列の先頭に追加するには、「unshift()」メソッドを使用します。

最後尾を削除する

vegetables.pop();
'potato'
vegetables;
(3) ['cabbege', 'carrot', 'lettuce']

最後尾を削除するには、「pop()」メソッドを使用します。

最後尾の「potato」が削除されているのが分かると思います。

先頭を削除する

let vegetables = ['carrot', 'lettuce', 'potato','cabbege'];

vegetables.shift();
'carrot'
vegetables;
(3) ['lettuce', 'potato', 'cabbege']

先頭を削除するには、「shift()」メソッドを使用します。

先頭の「carrot」が削除されているのが分かると思います。

ここまでのまとめ

配列

意味
split()文字列を配列にする
join()配列を文字列にする
「,」以外も指定出来る
toString()配列を文字列にする
push()配列の最後に項目を追加
複数の項目を追加するには「,」でつなぐ
unShift()配列の先頭に追加
pop()最後尾の項目を削除
shift()先頭の項目を削除

文字列メソッド

意味
.length文字の長さを返す
変数[][]に指定した特定の文字を返す
indexOf()()内の指定した文字列が始まる数値を返す
文字列がない場合は「-1」を返す
slice()特定の文字列を返す
(例)slice(5,10):5番目から10番目までの文字列
slice(5):5番目以降の文字列
toUpperCase()大文字に切り替える
toLowerCase()小文字に切り替える
replace()文字の一部分を書き換える
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あとがき

とても簡単な説明となっていますが、まずは基本をしっかりと身につけていきましょう。

配列はこれからも何度も出てきますので、わからなくなったときは何度も振り返って学習するようにしましょう。

今回も最後までお読み頂きありがとうございました。

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