今回は「グローバル関数」についてご紹介させて頂きます。
グローバル関数とは、JavaScriptの定義からいつでも呼び出すことの出来る関数です。
機能としては基本的なものになりますので、この機会に確認しておきましょう。
parseInt()
parseInt()は文字列を整数に変換します。
let str = '2'; let str1 = '5'; console.log(str + str1); 25 let parse = parseInt(str); let parse1 = parseInt(str1); console.log(parse + parse1);
str、str1は文字列なので、2つを足すと「25」が返されます。
parseInt()を使って整数に変換した後に、2つを足すと「7」になります。
parseInt関数は、基数を伴って使用することも出来ます。
let sample = parseInt('60',10); console.log(sample); 60
ここでは基数に「10」を指定していますが、これは10進数のことを指します。
基数は2進数や16進数のことを指しますので、状況に合わせて指定してください。
但し、実際のコードでこの形地が使われることはあまりないと思います。
parseFloat()
parseFloat関数は、文字列を浮動小数点に置き換えます。
console.log(parseFloat('100円')); 100 console.log(parseFloat('1.085')); 1.085
isNaN()
isNaN関数は、引数が数値であるかどうかを判断します。
数値でない場合は「true」を、数値である場合は「false」を返します。
console.log(isNaN('25')); false console.log(isNaN('number9')); true
その他のグローバル関数
- eval関数:引数に指定した文字列をコードとして実行します。
- isFinite関数:値が有限か無限かを判断します。
その他にも幾つかありますが、これらはあまり使われることのない関数になります。
もしも見かけけた時は、その都度調べておけば良いでしょう。
あとがき
今回ご紹介したグローバル関数は、基本的な使い方を抑えておけば良いと思います。
あとは実際のコードで見かけた時に、再度確認しておけば、自然と使えるようになると思います。
今回も最後までお読み頂きありがとうございました。